v0用 日報アプリ仕様書（最終版）

■ 概要

• Markdown形式で様々な分野の投稿を行う日報型アプリ
• 公開サイトと管理画面を分離
  • 公開ページ：Basic認証
  • 管理画面：Cognito認証
• 投稿はカテゴリを持ち、同日に複数投稿を考慮
• フロントはVercelホスティング (ISR対応)
• バックエンドはAWS (S3, Lambda, EventBridge, Cognito)

■ 認証

• 公開ページはBasic認証
• 管理画面はCognitoによるユーザー認証
• APIはCognitoのJWTによる認可を実施

■ コンテンツ管理

• 投稿はMarkdown形式、Frontmatterでメタ情報管理
  • title, description, tags, published_at, status (draft/published)
• S3に格納
  • drafts: /drafts/{category}/{YYYY-MM-DD}/{slug}.md
  • published: /content/{category}/{YYYY-MM-DD}/{slug}.md
• 下書きはdrafts配下に保存
• 記事の公開時にpublished配下に移動し、ISRで静的生成

■ 投稿作成・保存

• 管理画面でMarkdownエディタを提供 (@uiw/react-md-editor)
• 下書きは定期的に自動保存
• 公開操作時に初めてISRで反映
• ローカル作成mdをアップロードするbashコマンド群を用意

■ 画像管理

• S3に保存
  • /assets/{category}/{YYYY-MM-DD}/{unique-filename}.png
• 命名規則で衝突対策（UUID, timestampなど）
• 記事保存時に本文内で参照されていない画像は削除
• Presigned URLでアップロード

■ カテゴリ管理

• S3のパス構造でカテゴリを表現
• CRUD APIはパスを操作する形で設計
• 削除は不可
• 管理画面でカテゴリ一覧を選択可能に

■ 投稿一覧取得

• S3をリストして投稿一覧を取得するAPI
• Frontmatterを解析しメタ情報を取得
• ソート順は降順
• ページネーション対応

■ ISRトリガー（EventBridge構成）

• S3にファイルが保存/更新された際、EventBridgeでイベント検知
• ISRトリガーLambdaがVercelのRevalidate APIを呼び出す
  • /diary/{category}/{YYYY-MM-DD}/{slug}
• 投稿保存APIはS3にPUTのみを行い、ISRは疎結合で動作

■ CI/CD

• フロントエンドはVercelでビルド・デプロイ
• バックエンドはAWSでデプロイ（API, Lambda, Cognito, EventBridgeなど）
• モノレポ構成でGitHub Actionsを利用
  • フロント用workflowとバックエンド用workflowを分離
  • 差分ディレクトリでビルド対象を判定
  • IaC（CDKなど）を含めたAWSリソースデプロイも自動化

■ ディレクトリ構成

/apps /frontend-public # 公開ページ (Vercel) /frontend-admin # 管理画面 (Vercel) /packages /api # CRUD API, 画像アップロードAPI /infra # Cognito, S3, Lambda, EventBridge などIaC /isr-trigger # EventBridge → ISRトリガーLambda /cli # ローカルアップロード用bashスクリプト群

■ 運用フロー

1. 管理画面にCognitoでログイン
2. Markdownエディタで投稿作成・自動保存
3. 画像アップロード→記事本文に差し込み
4. 公開操作でS3に配置→EventBridge→ISR再生成
5. 公開ページはBasic認証で閲覧
6. 投稿一覧はAPI経由で取得・表示
7. ローカル作成mdはCLIコマンドでS3にアップロード